つらつらと小説の感想と批評について思いつくまま書いてます。
感想はその小説を読んだ時に感じたものすべてであると思っています。広義の意味で批評も入ります。
感じたものすべてということは、好悪や良し悪しや面白いつまらないというものの中で悪い方も当然出てくるということです。飾らない感じたままの言葉が出てくるものだと思います。極端な例として「この話はつまならいor嫌い」も感想であり、「こんな話を書く作者の人間性を疑う」も感想でしょう。ただ、後者の人間性云々に言及するのはNGだと考えています。なぜNGなのか書く必要性を感じませんので説明しませんが、その手の感想を書く人を見かけたら「( ´_ゝ`)フーン」って顔してます。
では、批評はどう考えているかというと、小説を解体して再構築するものです。一度自分の中に取り込んで再構築させる作業が必要になってくるものだと思います。
例えば「この話はつまならいor嫌い」ならば、「どうして自分はそう感じるのか→主人公に感情移入できない→主人公の言動が首尾一貫していない→世界観にキャラクターが合っていない→物語構造が甘いのでは(この流れは例示ですのでかなり適当です)」と踏み込んで小説を咀嚼するものではないでしょうか。
感想は「好き好き大好き」で止まってもOKですが、批評はそこから一歩踏み込みこんで「好き」で終わらせないことだと思ってます。
ここまで書いておいてどう終わらそうか悩んでるんですけど……私の書く感想は批評成分を含みます。なので以下、前回の覆面作家企画開催時のエントリーを参照にしてください。
「感想の甘辛度」
「感想の甘辛度」
先に懺悔します。私は甘いとか辛いとかの基準が解っていません。おそらく辛口(便宜上表現してますが、この云い方は好きではない)になるかと思いますので、注意書きとしてこのエントリーを読んでから感想をお読みください。不愉快な思いをさせてしまうことは私の本意では当然ありませんし、そんなことがあったら私自身が思いっきり凹みます。私を助けると思ってお読みください。以上です。折りたたみもせず長いエントリーになりましたが、お読みいただきありがとうございました。
この口上が不快だという方は、申し訳ございませんが即バックでお願いします。
「感想の甘辛度」
※自己最高傑作に対しての感想だとお考えください。
1. マイナスに取れる発言一切なし
2. ストーリーの疑問点・矛盾点
3. ストーリーの疑問点や矛盾点に対しての提案など
4. キャラクターに対しての疑問・矛盾・提案など
5. 文章や使用している語句に対しての疑問・矛盾・提案など
6. 「好みではない」or「わからなかった」
7. 「話に起伏がない」や「一人称と三人称の書き方ができてない」など構成面の指摘など
8. 「****(作家名)の影響を受け過ぎている」or「****(作家名)の悪いところと似ている」
9. 改善点はあるがようやく小説としてのスタート点に立った。これからどの方向性に向かうか考えていこう
10.短編として構成がまずい。内容以前の問題。内容は感心もしないがまずくはない。ようするにその程度。
1~5は普通にあります。6と8はありません。7はあると思いますが、こんなに否定的な表現はしないと思います。9と10は私には書けません。
1~5,7の範囲で「ひどっ」と思われたら、申し訳ございませんが、ここから先は(私のために)ご遠慮ください。
※内容についてツッコミ、抗議はどうぞメールフォームかblogのコメントにお書きください。
※私に関しては作者に対する人格攻撃以外OKです。
では、よろしければご覧下さい。
PR
この記事にコメントする